Amazonマルチチャネルを利用している場合のEマネ記入方法

Amazonには「マルチチャネルサービス」というのがあります。

これはFBAに納品している商品を、Amazon以外で商品を販売した際に、Amazonが発送を代行してくれるサービスです。

 

Amazonの注文を取り込んだ際に、マルチチャネルを利用していると以下の様に自動入力されます。
・最終販売先、売上、手数料、手数料差引売上は空白
・マルチチャネルの項目に〇が入力される
・注文日、回転日数は入力
・利益は「手数料差引売上」-「仕入価格」の計算式が入力

※以下の画像はクリックで拡大します。

 

Amazonの売上詳細は全て入力されています。

もう少し右にスクロールして、売上詳細を見てみると以下の様になっています。
（1画面に映りきらないので画像2枚に分けてます）

売上は0円で、マルチチャネルを利用した手数料のみ発生しているのが分かります。

※以下の画像はクリックで拡大します。

 

 

空白部分に他販路での売上詳細を作ってください

マルチチャネルを利用した場合に、どのように自動入力のされるのかは上記の通りです。

そのままでは正しく入力がされた状態ではないことはお分かりいただけるかと思います。

 

正しくEマネに入力していくためには他販路で販売した際の売却済みデータが必要になります。

 

Eマネは空白部であれば自由に入力しても問題は無いため、空白部に他販路で販売した際の売却済みデータの入力をしてください。

 

僕自身が現時点で他販路での販売をしていないので仮にはなってしまいますが、以下の様に他販路での売上詳細を作成します。
（例としてYahooショッピング（仮）と入力しています）

※以下の画像はクリックで拡大します。

 

例として作ったので、Yahooショッピングで販売した場合の詳細が上記のものというわけではありません。

Yahooショッピングに限らず、他販路で販売した際の詳細に合わせて、ご自身で作成してください。

 

他販路の売上詳細を入力する方法

先ほど、マルチチャネルを利用していると、マルチチャネルの項目に〇が付くとお伝えしました。

 

その為、他販路の売上詳細を入力する際は、マルチチャネルの項目にフィルターをかけて〇が付いている商品のみ表示させます。

 

これでマルチチャネルを利用した商品のみの表示になります。

 

マルチチャネルを利用した商品のみの表示させた状態で右にスクロールして先ほど作った他販路の売上詳細に移動します。

移動したら、それぞれの売上詳細を手入力してください。

※以下の画像はクリックで拡大します。

 

合計金額はこの計算式をいじってください

先述通り、Amazonの注文を取り込んだ際に、マルチチャネルを利用していると
・最終販売先、売上、手数料、手数料差引売上は空白
・マルチチャネルの項目に〇が入力される
・注文日、回転日数は入力
・利益は「手数料差引売上」-「仕入価格」の計算式が入力

この様に自動入力がされています。

※以下の画像はクリックで拡大します。

 

こういった合計金額を自分で計算して手入力するのはミスが発生する可能性が高くなります。

その為、ここで紹介する計算式を各項目に入力し、ご自身に合わせてその計算式内の対象セルを修正してください。

 

最終販売先

最終販売先は数字ではないので、ご自身で最終販売先を入力してください。

 

他販路が1か所であれば、マルチチャネルを利用した商品のみの表示させた状態で一番上にだけ入力すればOKです。

残りはショットカットキーを使えば入力できます。

 

入力したセル～入力がしたいセルまで選択してください。

 

キーボードの【Ctrl】 +【 D 】を押すと選択している範囲の最上部のセルが全てコピーされます。

 

売上（税込）

Amazonには売上はありませんので、販売先の売上を入力させる計算式を入力します。

こちらも一番上にだけ入力すればOKです。

残りはショットカットキーを使えば入力できます。

 

売上（税込）のセルを選択してくだい。

 

売上（税込）のセルを選択したら、上部にある入力窓に以下の計算式をコピペで貼り付けます。

貼り付けたら入力窓の左にある「fx」のマークをクリックしてください。

=SUM()

 

計算式の入力をして「fx」のマークをクリックすると、以下のウィンドウが出てきます。

 

管理リストを右にスクロールして、他販路の売上詳細を入力している箇所へ移動します。

 

移動したら、商品売上と売上税を選択して「OK」をクリックしてください。

※以下の画像はクリックで拡大します。

 

売上（税込）が反映されます。

 

入力したセル～入力がしたいセルまで選択してください。

 

キーボードの【Ctrl】 +【 D 】を押すと選択している範囲の最上部のセルが全てコピーされます。

 

コピーした計算式は、自動的に計算する行が変わるようになっていますので、コピーした計算式を修正する必要はありません。
※以下の画像はクリックで拡大します。

 

合計手数料（税込）

手数料はAmazonにはパートナーキャリアを使った手数料と、他販路での手数料の両方があります。

その為、両方の手数料の合計を入力させる計算式を入力します。

 

こちらも一番上にだけ入力すればOKです。

残りはショットカットキーを使えば入力できます。

 

合計手数料（税込）のセルを選択してくだい。

 

合計手数料（税込）のセルを選択したら、上部にある入力窓に先ほどと同じ以下の計算式をコピペで貼り付けます。

貼り付けたら入力窓の左にある「fx」のマークをクリックしてください。

=SUM()

 

計算式の入力をして「fx」のマークをクリックすると、以下のウィンドウが出てきます。

 

まずはAmazonの手数料部分のみを選択します。

管理リストを右にスクロールして、Amazonの手数料部分（配送料（Y列）～その他（AJ列））を選択してください。

まだこの時点で「OK」はクリックしないでください。

※以下の画像はクリックで拡大します。

 

次に他販路の手数料部分のみを選択します。

「数値2」の入力窓をクリックしてください。
（クリックすると自動的に数値3の入力窓が現れますが無視してOKです。）

 

管理リストを右にスクロールして、他販路での手数料部分を全て選択して「OK」をクリックしてください。

 

合計手数料（税込）が反映されます。

 

一番上の入力が終われば、先ほどの売上（税込）の時と同様に
・入力したセル～入力がしたいセルまで選択
・キーボードの【Ctrl】 +【 D 】を押す

の手順で、選択している範囲の最上部のセルが全てコピーされます。

こちらもコピーした計算式は、自動的に計算する行が変わるようになっていますので、コピーした計算式を修正する必要はありません。

 

手数料差引売上（税込）

こちらは、売上（税込）から合計手数料（税込）の差引した金額を求める計算式を入力します。

 

こちらも一番上にだけ入力すればOKです。

残りはショットカットキーを使えば入力できます。

 

手数料差引売上（税込）のセルを選択してくだい。

 

次に計算式を入力します。

 

先ほど差引した金額を求める計算式と言いましたが、Eマネはマイナス項目には「 – 」を付けて金額を入力しています。

その為、合計を求めればマイナス項目は自動的に引き算される為、結局先ほどまでと同じ計算式を使います。

 

手数料差引売上（税込）のセルを選択したら、上部にある入力窓に先ほどと同じ以下の計算式をコピペで貼り付けます。

貼り付けたら入力窓の左にある「fx」のマークをクリックしてください。

=SUM()

 

計算式の入力をして「fx」のマークをクリックすると、以下のウィンドウが出てきます。

 

売上（税込）と合計手数料（税込）を選択して「OK」をクリックしてください。

 

手数料差引売上（税込）が反映されます。

 

一番上の入力が終われば、先ほどの売上（税込）や合計手数料（税込）の時と同様に
・入力したセル～入力がしたいセルまで選択
・キーボードの【Ctrl】 +【 D 】を押す

の手順で、選択している範囲の最上部のセルが全てコピーされます。

こちらもコピーした計算式は、自動的に計算する行が変わるようになっていますので、コピーした計算式を修正する必要はありません。

 

 

以上でマルチチャネルを使った際の入力は完了です。