オートメーションエラーが出る場合の対処法(※絶対ではないがWindows11に多い)

Eマネの機能の中で
・ヤフオクの「かんたん決済受け取り明細」の画面スクリーンショット
・メルカリの「取引情報」の画面スクリーンショット
・メルカリの売却済みデータのCSVダウンロード
これらの機能を利用する際にGoogle Chromeを利用するのですが、その際にオートメーションエラーというのが発生する場合があります。
僕自身もWindows11のパソコンに買い替えた際に発生して、調べたらWindows11で起きやすいことではあるようです。
ただ、Windows11以外でも同じ理由である可能性もありますので、オートメーションエラーが発生した際はこちらを参考にしてみてください。
目次
原因は「.NET Framework 3.5」が入ってないこと
一応簡単に説明をしておきますと・・・
.NET Framework 3.5(これにはバージョン2.0と3.0も含まれます)っていうのは、Excelのプログラム上からWEBを動かすために必要なものです。
Windows 11では、通常新しいバージョンの.NET Framework(4.x以降)がインストールされています。
しかし古いバージョンの3.5はデフォルトではインストールされていなかったり、有効になっていないことが多いです。
Excelのプログラム上からWEBを動かすのに、古いバージョンのWindows環境で広く使われていた.NET Framework 3.5(これには2.0と3.0が含まれる)に依存していたことから、.NET Framework(4.x以降)ではExcelのプログラム上からWEBを動かすには相性が悪いという感じです。
なので解決方法は、.NET Framework 3.5が入っていなければインストール、入っていれば有効にしてしまえば良いだけです。
以下より対処の方法を2つご紹介します。
1つ目が出来ればその方が簡単です。
どちらの方法でも.NET Framework 3.5のインストールの後はパソコンの再起動が必須です。
.NET Framework 3.5のインストール方法①
「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます。
Windowsの検索窓で「Windowsの機能の有効化または無効化」と入力するか、コントロールパネル > プログラムと機能 > Windowsの機能の有効化または無効化へ進みます。

一覧の中にある「.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)」を探し、チェックを入れたら[OK] ボタンをクリックします。

必要なファイルを検索しています。しばらくお待ちください。
(けっこう時間がかかると思いますので、気長に待ってください)

ダウンロード画面が表示します。
「 Windows Update からファイルを自動ダウンロードする 」 を選択します。

Windowsが、不足しているファイルをインターネットからダウンロードし、インストールを完了させます。
(けっこう時間がかかると思いますので、気長に待ってください)

インストール完了後、PCを再起動します(必須)。

.NET Framework 3.5のインストール方法②
こちらはWEB から .NET Framework 3.5をインストールする方法です。
インストール方法①の「Windowsの機能の有効化または無効化」を開いたときに.NET Framework 3.5がない場合はこちらの方法をお使いください。
下記 URL から 「 Microsoft ダウンロードセンター 」 へアクセスします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=22
Microsoft ダウンロードセンターを開いたら「Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1」を日本語でダウンロードをします。

ダウンロードした 「 dotnetfx35setup 」ファイルをダブルクリックして開きます。

以下の画面が出てくるので「はい」を選択します。

Windows の機能画面が表示します。
「 この機能をダウンロードしてインストールする 」 をクリックします。

必要なファイルをダウンロードし、インストールを完了させます。
(けっこう時間がかかると思いますので、気長に待ってください)

インストールが完了したら、「 閉じる 」 ボタンをクリックします。

インストール完了後、PCを再起動します(必須)。
.NET Framework 3.5のインストール→再起動が完了したらEマネを動かします
・ヤフオクの「かんたん決済受け取り明細」の画面スクリーンショット
・メルカリの「取引情報」の画面スクリーンショット
・メルカリの売却済みデータのCSVダウンロード
これらのどれでも良いので動かしてみてオートメーションエラーが発生しないか確認してください。