棚卸しをEマネで自動的にする方法
棚卸しとは、期末に商品等の在庫の数量を確認し、期末棚卸資産の金額を確定させる作業のことをいいます。
よく分かりませんよね(笑)
期末っていうのは、法人なら決済日になりますが、法人ではないのであれば年末になります。
多くの方が法人ではないと思いますので、こちらでは期末は年末であることを前提に進めていきます。
分かりやすくいうと、年末に在庫の数と、在庫の仕入れ金額の合計を出すことを言います。
商品等ということは仕入れ在庫以外も含まれますが、このページ下部でお伝えします。
仕入れ在庫の棚卸方法
Eマネでは、仕入情報を入力しておけば、売却データは自動で入力することが出来ます。
結果的に売却データが入力されていない商品が、残っている在庫ということになります。
そして、「月次レポート」シートには月末在庫数と月末在庫額が自動的に算出されるようになっています。
その為、棚卸としては12月の月末在庫数と月末在庫額を見ていただければ完了となります。
※以下の画像はクリックで拡大します。
どの商品が残っているのか?ということを確認する方法は、「【年をまたいだ場合】昨年末の在庫を新年分のEマネへ移動する方法」のページをご確認ください。
年をまたぎ、新年分のEマネに昨年残った在庫を移動させる際に、どの商品が残っているのか?ということを確認することが出来ます。
棚卸は仕入れ以外に、経費となっている物も対象です。(省略可能の場合もあり)
仕入れ以外にも、販売目的として保有している物も棚卸の対象です。
例えば、出品時に付属品として乾電池を付けることがあるとします。
定期的に付属するのであれば、あらかじめ乾電池を多めに買っておいてストックしている人も多いのではないでしょうか?
棚卸は仕入れ以外にも、そういった販売目的として保有している経費となっている物に対しても原則的には行わなくてはいけません。
仕入れ以外の経費の在庫に関しては、Eマネでは自動で把握しきれませんので、ご自身で確認して棚卸をしていただく必要があります。
しかし、せどりをやる上でそういった付属品を常に大量にストックしている人は、なかなかいないかと・・・^_^;
「仕入れ以外の経費の在庫なんてそんなにたくさんないよ!」っていう少額の場合は省略可能な場合もあります。
以下は弥生会計のページからの引用です。
少額な場合など重要性が乏しい場合には在庫と同様に省略しても差し支えありません。
引用元:https://support.yayoi-kk.co.jp/business/faq_Subcontents.html?page_id=661
とは言え、どれぐらいの金額なら?というのは税理士ではない僕が判断できるところではないので、税理士さんへご自身でご確認いただければと思います。