ヤフオク、メルカリの自動入力で独自の管理番号や商品タイトル等を使いたい場合
Eマネでヤフオクやメルカリの売却済みデータを自動入力するには在庫商品と注文との照合を商品IDにて行います。
ですが、独自の管理番号を利用している人もいるのではないでしょうか?
例えば以下のような出品タイトルの赤枠部は独自の管理番号かと思われます。
こういった独自の管理番号を使ってEマネに記帳し、自動入力を行いたいという場合は、管理リストの商品IDの欄に独自の管理番号を入力していただいて構いません^^
今回例としてヤフオクで解説しますが、メルカリの場合でもやり方は同様です。
商品IDを変更する
例えば以下ように、上記の画像にある独自管理番号を商品IDの欄に入力します。
(一応、商品タイトルも商品名の欄に入力しておきました。)
次にYahoo!かんたん決済受取一覧/売上金管理からダウンロードしたCSVファイルを開きます。
(商品タイトルは先ほどの例に出した商品タイトルに変えてあります。)
※メルカリの場合はこの管理帳簿でダウンロードするメルカリ売却済みリストを開く。
商品IDの欄を独自の管理番号に変更します。
(変更する時に数が多い場合でも作業を短縮する方法も後程解説します)
※メルカリの場合はメルカリ売却済みリストの商品IDの欄を変更する。
これでヤフオク注文取込みをすると、独自の管理番号でも自動入力することが出来ます。
(以下の画像はクリックすると別タブで開いて拡大できます。)
※メルカリの場合はメルカリ注文取込みをする。
(以下の画像はクリックすると別タブで開いて拡大できます。)
このように自動入力では
・Eマネの管理リストにある商品IDの欄
・Yahoo!かんたん決済受取一覧/売上金管理のCSVファイルにある商品IDの欄
(メルカリの場合はEマネでダウンロードするメルカリ売却済みリストにある商品IDの欄)
この2つの中身を判別して自動入力を行っていますので、それぞれの商品IDの欄を独自の管理番号に合わせれば自動入力が可能になります。
商品タイトルで自動入力させたい場合は、同様にそれぞれの商品IDの欄を商品タイトルに変更すれば自動入力が可能になります。
数が多い場合は1つずつ商品IDを独自管理番号に変えるのが大変なのでExcelの機能を活用する。
独自の管理番号は基本的にどの出品でも同じように商品タイトルに入力しているかと思います。
そういった場合に、Excelの機能である「区切り位置」や「置換」を使えば1つずつ商品IDを独自管理番号に変えるよりも大幅に作業時間を短縮させられます。
例えば以下のように、商品タイトルの末尾にスペースを入れて「」で管理番号を括っているとします。
新しいExcelを作成して開きます。
(以下の例ではデスクトップに新しいExcelを作っていますが、場所はどこでも構いません)
A列を全体をコピー。
新しく作ったExcelのA列に貼り付けます。
新しく作ったExcelの貼りつけた列(A列)を選択した状態で、上部メニューから「データ」→「区切り位置」を開きます。
「コンマやタブ等の区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択して「次へ」をクリックします。
ここで、どの様に区切るかを指定します。
今回は、商品タイトルの末尾にスペースを入れて「」で管理番号を括っているので
・「スペース」と「その他」にチェックを入れる。
・その他の入力欄に「と入力。
そしたら「完了」をクリックします。
すると以下のように、元々あったスペースと「でセルが区切られます。
でもまだ、管理番号の末尾にある」が不要です。
こういった不要な文字を一括で消したい場合は、Excelの機能の置換を使います。
Excel上部メニューから「ホーム」→「検索と選択」→「置換」を開きます。
・「検索する文字列」には」を入力
・「置き換え後の文字列」には何も入力せずに空白の状態にしてください。(スペースが入っていたらそれも削除する)
そしたら「すべて置換」をクリックします。
置換に成功した件数が出てきますので「OK」をクリックします。
これで自己管理番号のみに区切ることが出来ました。
自己管理番号の箇所を全てコピーします。
Yahoo!かんたん決済受取一覧/売上金管理のCSVを開いて、商品IDの箇所に貼り付けます。
これで完了です。
このように、Excelの機能である「区切り位置」と「置換」を利用することで商品IDを1つ1つ自己管理番号に変更しなくても簡単に変更することが出来ます。
管理番号がスペースで区切られている場合
あまりないかもしれませんが、以下の「a 123」等ように管理番号がスペースで区切られてしまっている場合もあるかもしれません。
そういった場合は、先ほどのように区切り位置をスペースにすると管理番号も区切られてしまいます。
その場合は以下の様に計算式を入れて結合します。
計算式を入れるセルの場所は、結合したいセルと同じ行の空いているセルを選んでください。
※さらに結合したいセルがある場合は ” ”&結合したいセル を追加する
※「” ”」は間にスペースが入っています。
※「=」と入力すれば計算式のモードになる為、B2等のようにセルの場所を文字で入力しなくても、マウスでセルを選択すれば自動的にセルの場所が入力されます。
そしたら他の行にも計算式を入れます。
先ほど計算式を入れたセルから、計算式を入れたい行までを選択して、キーボードのCtrlキーを押しながらDキーを押してください。
すると計算式内のセルの場所が行に合わせて変更された状態で計算式がコピーされます。
そしたら結合して出来た独自管理番号の箇所を全てコピーして貼り付けるわけですが、そのまま貼り付けると計算式が貼り付けられるのでエラーが出てしまいます。
この場合は、右クリックから「貼り付けオプション」→「値」を選択すると、計算式ではなく、表示されている文字を貼り付けることが出来ます。
この様にすれば独自管理番号にスペースが入っていても、抽出することが可能になります。
新しく作ったExcelは次回の作業に使う為に残しておいてもいいですし、この作業以外には必要ないので削除して次回また新しいExcelを作成しても、どちらでも構いません^^