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医療機器!?家電せどりでやりがちな薬事法違反。(アカバン対象です)

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愛知を中心に全国各地に仕入れ遠征もする中古家電せどらー。店舗仕入れのイメージ強いですが電脳もやります。趣味は卓球とスノボーとキャンプ。遠征は旅行を兼ねて楽しみ、プライベートも遊びまくるEnjoyせどらー。その反面、仕事に対しては曲がったがこと大っ嫌いでクソ真面目ともよく言われます(笑)
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どうも、尾崎です。

薬事法ってご存知ですか?

 

まぁ、僕も細かいことは分かんないのですが、せどりに関係するところで言えば

『医療機器は届出、許可がないと販売したら法律違反だよ!!』

ってぐらいです^_^;

 

法律に厳しいAmazonで、薬事法違反があれば、もちろんアカウント閉鎖(通称:アカバン)されるのはアタリマエの話ですね(;´Д`)

医療機器の販売でアカバンされて、僕に相談してきた方も過去にいますorz

 

医療機器であることを知らなかったでは済まされません。

そもそも法律違反ですし、Amazonだのせどりだの関係なく、僕たちは知っておかなければならないことなのです。

 

注意
特に申請をせずとも、医療機器の販売は出来てしまいます。

だから、知らずに医療機器を販売してしまってアカバンされる人がいるのですが、これには理由があります。

その理由は、記事内で解説します。

 

 

医療機器となるものというと『ヘルスケア関連』『ボディケア関連』の商品ですね。

  • どんなものが家電の中でも医療機器になるのか?
  • 医療機器であるかどうかの調べ方はどうやって調べるの?

 

等と言った、医療機器に関しての注意事項などを今回の記事ではお話ししていきます。

 

補足
 医療機器以外でも、アカバンになる可能性があるものとして、「偽物の販売」というのがあります。

これも、知っていなかったでは済まされないし、Amazonは偽物かどうかの真意は確かめずに、購入者が偽物だと言えば、販売者に偽物を売ったというレッテルを貼ります。

医療機器同様、アカウントを守るために知っておくべきことなので、こちらも併せてご覧ください。

 

関連記事:偽物扱いでアカウント閉鎖の危機!中古家電で本当にあった怖い話。

 

どんなものが家電の中でも医療機器になるのか?

『ヘルスケア関連』『ボディケア関連』の商品が医療機器に該当するというところで

  • 体温計
  • 血圧計
  • 心拍計
  • 補聴器

等々、この辺りはイメージしやすいところですよね(^_^)

なので、これらはよっぽど医療機器であることは気が付けると思います。

 

でも、意外に「これが医療機器なの!?」って思う物ってあるんですよね^_^;

特に医療機器だと知らずに仕入れ・販売をしてしまいがちな物を以下より紹介します。

 

マッサージ器

これが一番多くの人がやってしまいがちな商品です。

リサイクルショップに行っても、マッサージ器って結構売ってますし、マッサージ器が医療機器になるってことを知らない人も多いんですよね(;´Д`)

大きなマッサージ器だけではなく、ハンディタイプやクッションタイプの物も医療機器になります。

 

ハンディタイプのマッサージ器例

 

クッションタイプのマッサージ器例

 

こんな手軽なマッサージ器でさえ医療機器になるので、フットマッサージ器等も大きなものも医療機器になることは容易に想像できるかと思います。

 

一部、医療機器にならないマッサージ器がありますが、基本的にマッサージ器自体はほとんどの物が医療機器になるので、扱う際は気を付けてください。

 

 

整水器

意外なところで、「整水器」とかも医療機器となるものがあります。

 

 

でもまぁ、整水器はなかなか中古では取り扱わないと思いますがwww

ただ、新品家電を量販店なんかで仕入れていて、整水器を販売してアカウント閉鎖になった人もいたりします。

 

浄水器と勘違いされやすいですが、正確には「整水器」と「浄水器」というのは、意味合いが違うように定められています。

浄水器を通した水について「アトピー性皮膚炎が治る」など、あたかも疾病の予防や治療に効果があるかのように表示したり、飲用すると若返りや美肌になるなどの、人や動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすかのような効果をうたった場合には、当該浄水器が医療機器であると見なされ、薬事法第68条(承認前の医薬品等の広告の禁止)に抵触する恐れがある。

引用元:http://www.jaro.or.jp/ippan/bunrui_soudan/jukyo_kiki05.html

 

とのことですので、もし整水器、浄水器を扱うことがありましたら、こちらも注意してください。

 

 

磁気ネックレス

家電とは違いますが、リサイクルショップでもスポーツコーナーや雑貨コーナーに置かれてることがたまにあるのが、磁器ネックレスです。

スポーツ選手なんかが着けてたりしますね(^_^)

 

こちらも、扱う方は少ないかと思いますがご注意ください。

 

医療機器なのかどうかはどうやって調べるの?

医療機器であるかどうかの調べ方ですが、これはかなり簡単です。

上記までに紹介している画像を見ていただく通り、医療機器には、「医療機器認証番号 」というのが付与されています。

 

この、医療機器認証番号は、商品自体のどこかに必ず表示がされています。

本体の側面や裏に、メーカーや品番等が表記されているラベルやタグがあるので、大抵はそこを見れば確認できます。

 

もちろん、元箱や説明書にも記載はあります。

 

もし、これらが見当たらない。見落としてるかも?って思うようであれば、メーカーの商品ページを見てみましょう。

「商品名(型番) メーカー名」

等で検索すれば、メーカーの商品ページは大抵見つかるはずです。

例:MC-687

https://www.healthcare.omron.co.jp/product/mc/mc-687.html

 

 

他にも

「商品名(型番) 医療機器認証番号 」

なんかで調べるのもありですね(#^.^#)

 

 

医療機器である場合は、必ず医療機器であることの表示義務があるので、判断は簡単です(^_^)

ちょっとでもヘルスケア、ボディケアに関わるものであれば、必ず医療機器であるかどうかは確認をしてください。

 

注意
Amazonのページでは、医療機器認証番号が書かれていることもあれば、書かれていないこともあります。

また、書かれていたとしても、少し分かりにくかったりするので、見落とす可能性もあります。

なので、絶対にAmazonのページだけでは判断しないようにしてください!!

 

 

1回でも医療機器を売ったらアカウント閉鎖されるの?

ここが意外と重要なポイントです。

医療機器の販売には届出、許可がないと販売することが出来ません。

しかし、それは事業としてであったり、営利目的での販売の場合です。

 

不用品となったから販売するなどの、個人間の取引である場合は、許可や届け出は必要ありません。

 

なので、Amazonでも販売はすることは出来ます。

しかし、複数回販売しているようであれば、それが不用品の販売としてはみなされません。

 

過去に医療機器の販売でアカバンされた人の話を聞くと

 

『何度も売ってたから、大丈夫だと思っていた』

 

と、みんな口を揃えて言います...

 

 

たまに、医療機器を販売しててもアカバンされてない人は

 

『自分は何度も売ってるから、よっぽど大丈夫っしょ!』

 

みたいな、超無責任なことを言う人もいます。

(情報発信者でもたまにいます...情けない...)

 

何回売ればダメなのか?

そんなことは分かりません。

 

そもそも、普段から継続的にAmazonで販売をしている中で『医療機器だけは個人的な不用品でした!』なんてことがまかり通るわけがない...

 

というより、大前提として法律違反です。

Amazonより、法律の方が大事です。

 

何回売ればとかそういう問題ではなく、そもそも医療機器を販売することが悪い事なので、医療機器の販売はやめましょう。

 

 

リサイクルショップはなんで医療機器を販売できるの?

医療機器の販売には届出、許可がないと販売出来ません。

じゃあ、色んなリサイクルショップはどんな届出、許可をもらってるの?時になるところですよね(^_^;)

 

医療機器の販売の届出、許可には色々とルールがありますが、ここでは敢えて中古に絞ってお話しをしましょう。

医療機器の中古販売について、調べてみると、「東京都健康安全研究センター広域監視部 医療機器監視課販売監視係」の資料がありまして、これが分かり易かったのでシェアします。

 

参考:東京都健康安全研究センター広域監視部 医療機器監視課販売監視係 医療機器販売業、賃貸業の監視状況について

上記のリンク先の26ページ目に以下の様に記載されています。

参照元:http://www.yakujikyo.or.jp/association/report/pdf/25315c.pdf

 

つまり、医療機器を中古で販売するためには

  • 製造販売業者(メーカー)に通知をする。
  • 製造販売業者(メーカー)から品質確保などの注意事項に関して指示を受けたら、それを守る必要がある。

ってことですね(><)

 

もちろん、僕も確かめては無いですが、リサイクルショップとして経営しているところは、事業を継続していくためにもこういったことは必ずやっているはずです。

(この届出、許可を得ているから、リサイクルショップは買い取ることもできる。)

 

 

つまり、僕たちも医療機器を販売するのであれば、これらのルールを必ず守らなければならない。

といっても、僕も流石にここまでの事は出来ません(^_^;)

 

なので結局、医療機器は扱わないようにすることが一番なのです(><)

 

 

【番外編】ヤフオクでも医療機器の販売はダメですからね!

たまにこんな風に考える人がいます...

 

『Amazonはアカバンの可能性あるから、医療機器を仕入れた場合はヤフオクで売ろう♪』

 

これは、そもそもの大前提を勘違いしてますよ(一一”)

あくまで、医療機器の販売をするために届出や許可が必要ないのは、不用品となったから販売するなどの、個人間の取引である場合です。

 

Amazonとかヤフオクとかどこで売るかの問題ではなく、事業としてであったり、営利目的での販売の場合は届出や許可が必要です。

届出や許可なく、営利目的で販売をしていたらどこで販売をしていようが法律違反です。

 

 

僕が伝えたいのはアカバンのリスクがあるから辞めましょうってことじゃなく、そもそも法律違反となるから辞めましょう!ってことが言いたいのです。

 

そこだけは勘違いしないでください。

 

 

まとめ

中古家電をやっている中で、一番多くの人が勘違いして仕入れて販売してしまうのはマッサージ器です。

 

コンサル生や、教材購入者、コミュニティメンバー等々

たくさんの人たちを見てきている中で、マッサージ器は本当に多いです(;´Д`)

 

 

でも、医療機器の販売に関しては、なかなか一発でアカウント閉鎖にならないから、油断してたり、気が付いていないという人もたくさんいます。

 

 

この記事を見て、医療機器の販売は届出、許可がないと薬事法違反になる事。

そして、それはAmazonとかヤフオクとか売る場所は関係なく扱うべきではない事。

 

これに気が付いてくれる人が1人でも増えてくれたら幸いです。

 

 

それでは!!

 

 

補足
 医療機器以外でも、アカバンになる可能性があるものとして、「偽物の販売」というのがあります。

これも、知っていなかったでは済まされないし、Amazonは偽物かどうかの真意は確かめずに、購入者が偽物だと言えば、販売者に偽物を売ったというレッテルを貼ります。

医療機器同様、アカウントを守るために知っておくべきことなので、こちらも併せてご覧ください。

 

関連記事:偽物扱いでアカウント閉鎖の危機!中古家電で本当にあった怖い話。

 

補足
 他にもせどりをやる上で、法律的に気を付けておかないことはあります。

僕は専門家ではないので、詳しいことも話せませんが、最低限知っておかないといけないことは、以下のページに法律関係のことを話している記事がまとめてあるので、こちらも是非併せてご覧ください。

↓ ↓ ↓

せどりの法律関係

 

 

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