電話などの無線関連も注意が必要?意外と知らない電波法によるリスク
どうも、尾崎です。
無線機っていわれたら、みなさんは何を思い浮かべますか?
たぶん「アマチュア無線」とか「トランシーバー」って言うところが多いのではないでしょうか?
でも、よく考えたら携帯を含めて、電話とかも無線機ですよね?
他にもワイヤレスカメラ(ベビーモニター)とかも無線機ですし...
こういったインターネットを使う場合の無線LANやWi-Fiルータなんかも無線機です。
つまり世の中にある、様々な「ワイヤレス」のものは無線機になります。
こういった無線機については『電波法』という法律が絡んできます。
誤って仕入れたり、販売してしまうと法に触れてしまいますので、最低限の事だけでも知っておきましょう。
とりあえず技適マークをチェックしよう!
先述したように、無線に関するものは、電波法に準じています。
そして、無線に関するものには、以下の様な「技適マーク」というのが表記されることが定められています。
基本的には、この技適マークがついている商品であれば、日本の規格に適合した無線機という事なので、問題ないという認識で良いでしょう。
逆に言えば、この技適マークが付いていない無線機は電波法に触れますのでご注意ください。
あくまで、この技適マークは日本の規格に適合していることを示すマークです。
海外でも技適マークが、それぞれあります。
◆アメリカ
◆ヨーロッパ
日本国内で、使用するためには、日本の規格に適合している必要があります。
海外の技適マークがついていたとしても、日本で使用するのであれば日本の規格に適合していなければなりません。
つまり、日本国内で仕入れ、販売をするせどりにおいて、無線機を扱う場合は日本の技適マークがついていることは最低条件となります。
以下の写真の様に、総務省が注意してますね^_^;
写真の中でも、トランシーバー、電話機、ワイヤレスカメラが例に上がっています。
引用元:http://www.jsae.or.jp/formula/en/16th/docu/Illegal_radio_2018.pdf
色んな無線機の技適マークを確認してみよう
無線と言われて、思い浮かべやすいであろう「トランシーバー」には、もちろん技適マークが付いています。
トランシーバーにおいて、国内の大手メーカー(ICOM、ケンウッド、スタンダード(ヤエス)) 等があります。
基本的には大手メーカーであれば安心して良いかと思いますが、日本の技適マークが付いているかは必ず確認してください。
他にも、iphone等のスマホも、無線に該当するので技適マークが付いています。
無線LANも、もちろん「無線」というワードが入っているので日本の技適マークは付いています。
他にも無線機器ということで、当然Bluetoothも該当します。
Bluetoothのマウスにも日本の技適マークがついていますね。
このように意外と、僕たちの普段の生活の中には無線がありふれています。
あまりにも当たり前になり過ぎていて、こういったところの注意力は間違いなく低下していると思います。
だからこそ、注意しないといけないポイントです。
とは言っても、基本的には日本国内のメーカーであれば、日本の技適マークがついているでしょう。
しかし、よく分からないメーカーであったり、海外メーカー、並行輸入品等となると、日本の技適マークがついていない可能性があります。
なので、必ずこういった無線となる商品を仕入れる際は日本の技適マークをチェックすることはお忘れなく(; ・`д・´)
技適マークがついていても免許が必要な物がある
技適マークが付いていたとしても、国が定めた基準を超える電波を発するものは、免許が必要になり、知らずに使ったとしても電波法違反に問われる可能性があります。
総務省の「電波利用ホームページ」に以下の様に記載されています。
Q9 無線機を購入するときには、どんなことに注意すればよいですか?
A: 一般に使用できる無線機の殆どのものに技適マークが付いていますので、購入しようとする無線機に技適マークが付いているかどうかをご確認下さい。
また、技適マークが付いていても無線局を開設するためには総務大臣の免許を受けなければならない無線機(アマチュア無線、パーソナル無線など)がありますので、販売店にお問い合わせ下さい。
引用元:http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/monitoring/summary/qa/giteki_mark/
と、なると無線関係を扱うのが怖くなりますよね?(;´Д`)
でも、とりあえず一般家庭向けの物はよっぽど大丈夫かと思います^_^;
上記にも記載されているように、アマチュア無線、パーソナル無線等の、かなりマニアックな商品が対象となるので、パッと見で明らかにマニアックな形でなければ大丈夫かと思います。
判断付かない、または迷う場合は、下手に手を出すとリスクが大きいので、スルーするor調べるor販売店に確認するなどの対応を取りましょう。
(僕は無駄なリスク被るのが嫌なのでスルーします)
極々稀ですが、リコールもあります。
僕自身は当たったことは無いのですが、コミュニティのメンバーより以下の様な情報シェアがありました。
※以下の画像はクリックすると拡大できます。
僕もこの商品を見て
「え?マジで(゚д゚)!?」
って驚いたんですが、調べてみたら、上記の画像のコメント欄に僕が貼ってあるリンクを発見しました。
それが以下のリンクです。
↓ ↓ ↓
つまり、リコールがあった商品をという事ですねorz
携帯電話の一部の周波数に対し干渉する恐れがあるという事で、電波法に触れる商品となり、出品できなかったという事でした。
ただ、本当に極々稀なパターンで、この記事のこれまででお伝えしているように、基本的には一般家庭向けの物はよっぽど大丈夫と考えて良いです。
これは偶然にもリコール商品となり電波法に触れた激レアパターンですので(ノД`)・゜・。
でも、一応こういったこともあるという事をしておくことが大事だと思いますので、こちらに共有させていただきました。
まとめ
電波法など聞くと、難しそうで、ややこしいと思われたかもしれませんが、記事を読んでいただけたら、抑えるべきポイントは意外と簡単だったと思います(^_^)
大きなポイントは2つ
- 日本の技適マークが付いている事(海外の技適マークだけではダメ)
- マニアックな商品(アマチュア無線、パーソナル無線等)はスルーするor調べるor販売店に確認するなどの対応を取る事
ここをとりあえず抑えておきましょう。
基本的に、ハードオフなどの大手のリサイクルショップなどで仕入れる場合はリスクは少ないかと思います。
でも、小さな個人経営してそうなリサイクルショップであったり、ヤフオク等から仕入れるときは注意が必要ですね。
特にヤフオクなんかでは、アマチュア無線なんかも良く取引されていますし、海外製品もたくさん出回っています。
海外の製品の場合は日本の技適マークが付いていない可能性もあり増すので、特に注意してください。
それでは
僕は専門家ではないので、詳しいことも話せませんが、最低限知っておかないといけないことは、以下のページに法律関係のことを話している記事がまとめてあるので、こちらも是非併せてご覧ください。
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