せどりの確定申告。税理士が教える、サルでもわかる無申告の恐怖．．．

どうも、尾崎です。

• 確定申告はメンドクサイからやらな～い。
• 確定申告しなくても別に大丈夫でしょ？
• 確定申告したら会社にバレるかもしれないし。

 

こんなことを考えてるそこのあなた！

ヤバいよヤバいよ(;´∀｀)

 

せどりだとは言え、副業だとは言え、お金を稼いでいる以上確定申告は必要なんですよ(ﾟдﾟ)！

 

今回の記事では、僕の担当顧問税理士の「浅岡先生」に協力してもらい、確定申告について、正しく理解していきましょう( ｀ー´)ノ

 

せどりの確定申告について教えてくれる尾崎の顧問税理士

税理士法人　経世会　本社：愛知県半田市　支社：東京都（丸の内）ほか

• 氏名：浅岡　俊介
• 生年月日：1987年（昭和62年）6月18日
• 出身地：愛知県西尾市
• 出身大学：静岡大学　人文学部 経済学科卒

【税理士歴（職歴）】
大学卒業後、税理士法人経世会へ就職。

 

浅岡先生には、僕も2015年から担当してもらっています。

2016年11月26日に開催した、「マネーディフェンスセミナー2017」と題した税金セミナーも、浅岡先生に協力してもらい大成功を収めました(＾◇＾)

 

マネーディフェンスセミナー2017についてはこちら

 

そんな浅岡先生とともに、確定申告についてお話を進めていきます。

 

 

『それでは浅岡先生よろしくお願いします(^_^)』

 

『尾崎さん、こちらこそよろしくお願いします(^_^)』

 

 

せどりでも確定申告をしないと罰則、罰金などのペナルティがある！？

 

『まず、そもそも確定申告をしないことによって何が良くないんですか？』

 

『確定申告をしないと、それ相応のペナルティがあります(^_^)』

 

『やっぱりペナルティあるんですね(；一_一)

具体的にどんなペナルティがあるんですか？』

 

『確定申告をしなかった際のペナルティは主に4つのパターンがあります。

 

◆1つ目は「脱税」です。

脱税は違法な手段によって、納税を免れる行為をすることです。

懲役10年以下、1,000万円以下の罰金。またはその両方。（所得税法238条）に処される可能性があります。

やはり、これは一番厳しいペナルティですね^_^;

 

◆2つ目は「租税秩序犯」です。

・正当な理由なく、確定申告等を提出期限までに提出しない。
・課税局の調査に協力しない。
・虚偽の答弁をする。

等の行為をすることです。

懲役1年以下、50万円以下の罰金。またはその両方。（所得税法239～243条）に処される可能性があります。

 

◆3つ目は「加算税」です。

色んな種類のペナルティ的な税金が加算されることの総称で

・過少申告加算税
・無申告加算税
・不納付加算税
・重加算税

等があります。

中でも一番厳しいのが「重加算税」で、本来の税金に35～40%加算されます。

 

◆4つ目は「延滞税」です。

文字通り、いわゆる滞納による利息みたいなものですね。

2.7%～14.6%が本来の税金に加算されます。』

 

『おぉぉぉ．．．なんだか大変そう．．．』

 

『まぁ完璧に覚える必要もありませんが、ザックリと、こんなものがあるんだなぁ。と、覚えておいてもらえれば良いと思います(^_^)

でも、脱税とまで判断されなくても、加算税や延滞税でペナルティが重なったり、所得の大きさによっては、100万円以上のペナルティになる可能性もあります。

当然ですが、それらを払っても経費にはなりませんので、ただ多く税金を払うだけということになります。』

 

『税金だけで破産しそうorz

でも、やらなきゃいけないことをやらないわけなのでペナルティがあって当たり前か．．．』

 

『確定申告の際の、多少の記入ミスや記載漏れは、どうしても防ぎきれないというところはあります。

でも確定申告をしないという選択肢は、副業であっても、所得を得ている以上あり得ない選択肢ですね。』

 

『でも、確定申告してないことがバレなきゃいいんですよね？』

 

『その考えがもっとも危険なパターンです．．．

脱税という行為に該当される可能性が高くなってしまいます。』

 

『そうなんですか．．．

でも、確定申告してないことは、そもそもバレるものなんですか？』

 

 

せどりで確定申告してないことはバレるの？

 

『その人の所得に関しては、怪しいと思った際に税務署が調査に入ります。（いわゆる税務調査）

その税務調査は、そもそもどうやって来ると思いますか？』

 

『え．．．ランダムで選ばれたりするんじゃないんですか？』

 

『もちろん、ランダムで選ばれる場合もありますが、実は税務署は、その人の所得に関する情報をキャッチすることが出来ます。

例えば、その人個人の銀行の通帳だけではなく、親族の通帳の内容すべてを、職権を使って、本人の許可がなく金融機関から見せてもらっていたりもするんですよ。』

 

『本人だけでなく、親族の通帳の内容まで．．．』

 

『そうなんです。

なので、お金の出入りは簡単に把握されます。

 

その中で、無申告がすぐにバレる人もいれば数年バレない人もいます。

しかし、バレていないと思っていても、税務署は簡単にお金の出入りを把握できるので実は泳がされているだけの場合もあります^_^;

 

税務署も人手が限られているので、怪しい人全てをすぐに調査できるわけではありませんからね。』

 

『まじっすか．．．怖(*_*;

でも、すぐに調査に入られなくて、どれぐらい経ったら調査に入られたりするんですか？』

 

 

せどりで確定申告をしなかったら、いつごろ税務調査が入るのか？

 

『税務調査が入る時期というのは、1年目ですぐに調査が入ることもあれば、何年も調査に入らないこともあります。

なので、一概には言えませんが．．．

一般的には、実際の取引から2~3年後になることが多いと言われています。

つまり忘れたころにやって来るという感じですね^_^;』

 

『尾崎さ～ん！

ちょいと、その件について僕の話もさせてくださーい！』

 

『おお！南部先生！どうしたの？』

 

『え？この方は？』

 

『僕の友達です(*´▽｀*)』

 

『浅岡先生、すみません。

ちょっと税務調査に入られた件について、僕からも言いたいことがありまして^_^;』

 

 

『実はですね、僕がせどりを教えた後輩がいるんですけど、その後輩がすぐに月50万円ぐらいの売上げが出るようになったんですよ。

それで、僕も「確定申告はしておけよ」って話はしてたんですけど、やっていなかったみたいで．．．

そしてら、まさかの1年目でいきなり税務調査に入られたらしいですorz』

 

『マジっすか！で、どうなったの？』

 

『幸か不幸か、1年目だったのでペナルティも少なく済んだし、必要な書類とかもすぐに用意できたので大事にはならなかったようです。

でもこれが、数年後とかに来てたらと思うとゾッとすると言ってましたわ。』

 

『いやぁ、マジでそんなこともあるんやね．．．』

 

『南部さん、シェアしていただきありがとうございます(^_^)

今、まさに南部さんがおっしゃっていただいたように、税務調査はいつ来るか予測はつかないのです。

その為に確定申告は必ずやっておかないと危ないんです！』

 

『ですね．．．

南部先生！身近な情報シェアありがとう！』

 

『いえいえ～、お役に立てれば本望ですわ( ｀ー´)ノ

また福井に遊びに来て下さーい。それでは！』

 

 

せどりの確定申告をやることで会社にバレないですか？

 

『副業の人たちで、確定申告をすることで、会社に副業がバレることを嫌がってる人もいますよね？

そういった場合はどうすれば良いのですか？』

 

『副業の得た収入を確定申告すると、給与以外の収入に対する住民税の課税金額が勤務先である会社に通知されます。

現行犯でない場合は、基本的にこれによって会社にバレてしまうと思います。

 

しかし、確定申告の際に、「住民税の徴収方法の選択」という項目があるんです。

そこで「給与からの天引き」または「自分で納付」を選択できるようになっています。

 

「自分で納付」にチェックを入れると、会社には副業の収入に対する住民税の通知はいきませんので、大丈夫です(^_^)』

 

『なるほど！それなら安心ですね♪』

 

 

せどりの確定申告はどうやってやったらいいの？

確定申告のやり方については、僕が副業時代にやった実践動画があります。

確定申告をする際には、こちらの記事を参考にしてください( ｀ー´)ノ

 

関連記事：せどりの確定申告のやり方。副業時代のリアル動画

 

せどりの確定申告には、売上管理表が必要？

確定申告の際に、売上管理表があると非常に便利です！

売上管理表の必要性についても、こちらのページで浅岡先生に話してもらっていますので、是非ご確認ください。

※今回の記事の内容も、上記の案内ページにて詳しく掲載しています。

 

売上管理表案内ページ

 

 

 

『浅岡先生、ありがとうございました！』

 

『いえいえ(^_^)

お役に立てれば幸いです(^_^)』

 

 

 

 

 

 

 

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