せどろいどの粗利計算をある程度合わせる設定方法
どうも、尾崎です。
androidユーザーの方は、せどりのリサーチツールアプリとして「せどろいど」を利用されていると思います。
でも、「せどろいど」の粗利計算がメチャクチャで困っていませんか?
これは、どうしてもAmazonの手数料が定期的に変更されてきている為、初期設定のままだと、現在の手数料と合致せずに計算が合わなくなってきているのです。
しかし、設定を変更することで、完璧とまでは行きませんが、ある程度合わせることが出来て、目安にすることは十分可能です( `ー´)ノ
粗利計算を含めて、せどろいどの設定に関しては以下の記事を参考に設定してください。
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こちらの記事では、なぜ「せどろいど」の初期設定では粗利が大きくズレてしまい、上記の記事通りに設定した時にある程度合わせることが出来るのか?
その仕組みについて解説していきます。
目次
実際の料金シミュレーターでの計算に近い数字。もしくは実際よりも安く計算させる。
上記で掲載した、別記事で解説しているせどろいどの設定をしておけば、実際の料金シミュレーターでの計算に近い数字。
もしくは実際よりも安く計算されることが増えます。
高く計算されてしまうのは仕入れミスに繋がるので、実際よりも安く計算されるのであれば問題は無いです。
商品のカテゴリーや商品の大きさによって、実際に近い数字になったり、実際より安く計算されたりと変わってきます。
この仕組みさえ分かったうえで、設定して利用すれば、せどろいどの粗利計算を目安として充分に使って行けるのです。
安く計算されていることが分かれば、せどろいどの粗利の時点で基準をクリアしてれば実際はそれよりも大きいのでヨシです♪
もしくは、もうちょっと利益あれば良いんだけどなって思った時だけは料金シミュレーターで計算すれば良いですからね(*´ω`)
マルチウィンドウは1つの画面を2分割して、2つのアプリを同時に表示させることが出来る機能です。
これを使えば、せどろいどと料金シミュレーターを両方表示させて簡単に正確な利益計算が出来て非常に便利です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
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重要なポイントは『出品アカウントタイプ』と『FBA滞留想定期間』
設定の中で粗利計算をある程度合わせるために重要なポイントはこの2か所です。
出品アカウントタイプは「プロマーチャント」を選択すること。
そして、FBA滞留想定期間は「2」にしておくこと。
なぜ、この2つが重要なのか?
まずはそれぞれの内容について知っておく必要があります。
「プロマーチャント」って何?
プロマーチャントとは、今は選択することのできない出品アカウントタイプです。
引当金も無しで、現在の売上をいつでも入金してもらえるという特権が有り、その変わり販売手数料が高いというデメリットもあります。
僕がせどりを始めた2014年にはもうプロマーチャントは選択することのできませんでしたが、今もプロマーチャントで活動している方も存在します。
このプロマーチャントの手数料と、実際のAmazonの手数料を比較すると以下の表の様になります。
※クリックで拡大します。
この表の様に、せどろいどのカテゴリー別の手数料の%がプロマーチャントにすることで実際とは違ってきます。
- 黄→せどろいどのが大きく手数料が高い(5%以上)
- 青→せどろいどのが少しだけ手数料が高い(2%)
- 白→一緒
- 赤→せどろいどのが手数料が安い
赤となっている「Amazonデバイス用アクセサリ」と「ビューティーの一部のブランド」を扱う人は滅多にいないと思います。
なので、プロマーチャントにしておくことで、ほとんどのカテゴリー手数料が、実際よりも高く計算されるようになります。
でも、この設定だけではせどろいどの粗利は、実際よりも高くなったり安くなったりとバラツキがあります。
なぜなら、Amazonの手数料はカテゴリー手数料だけではなく、FBAの保管手数料や配送代行手数料がかかるからです。
この保管手数料、配送代行手数料が徐々に値上げされてきているため、せどろいどではFBAの保管手数料や配送代行手数料が実際より少なく計算されてしまうのです。
なので、せどろいどのが大きく手数料が計算されている上記の表で黄色のカテゴリーであれば粗利は安く計算されますが、青、白のカテゴリーだと最終的なせどろいどの粗利が実際よりも高くなってしまい、目安にならず、むしろ仕入れミスのリスクが上がります。
だから実は、この設定をプロマーチャントではなく、「出店型出品者」(出店型出品者が大口出品者という意味)にすると、カテゴリー手数料は少し違いはありますが、ここまで大きくズレることは無く、実際のカテゴリー手数料と同じ手数料になるものが増えます。
だけど、それでは定期的に値上げされているFBAの保管手数料や配送代行手数料の差がより大きくなり、最終的なせどろいどの粗利が実際よりも高くなってしまうのです。
じゃあ、そこの帳尻をどうやって合わせるのか?
それが、もう1つのポイントである、『FBA滞留想定期間』の設定です。
FBA滞留想定期間ってなに?
これは、FBAの保管期間です。
配送代行手数料等は、設定で変えることは出来ませんが、この保管期間を変更することは可能です。
この設定を「2」にしておくという事は、保管期間を2か月想定するという事です。
FBA料金シミュレーターは1か月の保管を想定して保管手数料が計算されています。
値上げされているFBAの保管手数料や配送代行手数料の差を埋めて帳尻を合わせる為に、せどろいどでは2か月の保管手数料を計算させるようにします。
ただし、保管手数料は商品の大きさによって変動するので、商品サイズが小さければ少しだけ、大きくなるほど、全体の手数料が増えるので、これでほとんどのカテゴリーの商品において、せどろいどでは実際の利益と同じぐらい、もしくは実際よりも安く計算されるようになります。
設定をプロマーチャントにして、FBA滞留想定期間を2にした結果はこうなる。
改めて、プロマーチャントと実際の手数料比較表をご覧ください。
- 黄→せどろいどのが大きく手数料が高い(5%以上)
- 青→せどろいどのが少しだけ手数料が高い(2%)
- 白→一緒
- 赤→せどろいどのが手数料が安い
これに加えて、FBA滞留想定期間を2にして、月の保管手数料を2か月計算したことにより、商品サイズが大きくなるほど、全体の手数料が増えるという事を前提に、以下の様な計算イメージとなります。
黄色:せどろいどのが大きく手数料が高い(5%以上)カテゴリー
せどろいどは安く利益計算される。
せどろいどの粗利で見ると仕入れ対象じゃなくなりやすいので注意。
商品サイズが大きくなるほど、その差は大きくなるので、大きくなればなるほど注意が必要。
※僕らが扱いやすいカテゴリーで言うと
- 電子辞書
- 楽器
- おもちゃ
- ホビー
- ゲーム機本体
- スポーツ
- カー用品
- 白物家電
家電は大きく分けると、白物家電と黒物家電に分類されます。
詳しくは以下の記事で解説していますのでご確認ください。
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青色:せどろいどのが少しだけ手数料が高い(2%)カテゴリー
基本的には同じぐらい。
商品のサイズによって微妙に変わるが、大きくずれることは少ないので、特別気にしなくても良い。
強いて言うと32インチのテレビぐらいの160サイズレベルの大きな商品だと、せどろいどの利益が安めに利益計算される。
※僕らが扱いやすいカテゴリーで言うと
- PC関連以外の黒物家電
白色:せどろいどと実際の手数料が同じカテゴリー
商品のサイズが小さければ小さいほど、せどろいどが若干高く利益計算してしまう。
家電で言うとマウスやリモコン。
他では本やDVD、ゲームソフトなども小さい商品なので若干高く計算されてしまいやすい。
サイズが大きくなればなるほど帳尻があってくる。
ベビー用品のハイローベッドぐらいの160サイズレベルの大きな商品となってくると、せどろいどのが安くなってくる。
小さいサイズの時に、せどろいどの粗利を見ると実際よりも利益が大きくなってしまいやすいので、利益の無い商品を仕入れてしまう可能性があるので注意。
と言っても、小さいサイズのものは、元々保管手数料や配送代行手数料は少ない為、少なく計算されても数百円の程度の差です。
なので、5000円以下の様な低単価の時だけ気を付けるようにしてください。
※僕らが扱いやすいカテゴリーで言うと
- PC関連
- エレクロニクス、カメラ、パソコン付属品(代表的な物で言うとリモコン)
- ベビー用品
- ゲームソフト
- CD、DVD
- 本
赤色:せどろいどのが手数料が安いカテゴリー
赤色になるカテゴリーは、扱う事は滅多に無いと思うので、気にする必要はない。
まとめ
冒頭にお伝えしたように、粗利計算に関する設定も含めて、せどろいど全体の設定は、以下の記事を参考に設定してください。
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その中で、粗利計算を合わせる為に重要なポイントは、出品アカウントタイプを「プロマーチャント」にすること。
そして、FBA滞留想定期間を「2」にすることです。
これにすることで、ほとんどの商品で、せどろいどの粗利計算は、実際の料金シミュレーターでの計算と同じぐらい。
もしくは実際よりも安く計算されるようになります。
また、マウスやリモコン等の様な小さな商品で、手数料表で白色となっているカテゴリーの商品は、逆に数百円程度若干高く計算されやすいので、5000円以下の様な単価が安い時は注意してください。
でも、これでトータルで見た時に、実際よりも安く計算されることが多くなると思います。
実際よりも安く計算されれば、リスクを低減することが出来ますので、高く計算されるよりも間違いなく良いです。
しかし、それでは仕入れ自体が出来なくなる可能性もあるので、必ずせどろいどの粗利計算は目安程度に考えるようにしてください。
マルチウィンドウは1つの画面を2分割して、2つのアプリを同時に表示させることが出来る機能です。
これを使えば、せどろいどと料金シミュレーターを両方表示させて簡単に正確な利益計算が出来て非常に便利です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
↓ ↓ ↓
それでは、以上となります。