中古せどりで白物家電は火災が怖いから僕は滅多に扱いません。
どうも、尾崎です。
僕がせどりで扱うのは、ほぼ中古家電です。
その中でも基本的には黒物家電(テレビやレコーダー等)を扱います。
逆に白物家電(空気清浄機やキッチン家電等)は滅多に扱いません。
もちろん、扱う扱わないのは自由ですが、あくまで僕はって話ですね^_^;
でも、僕が扱わないってことはそれなりにリスクがあるからです。
今回は僕が滅多に白物家電を扱わない理由をお話ししていきます。
目次
そもそも、黒物家電、白物家電ってなに?
黒物家電、白物家電っていう言葉を知っている人と知らない人といますよね?^_^;
まずは、そこの説明を簡単にしておきましょう。
先に言葉が出来たのは、白物家電の方です。
コトバンクの説明が分かりやすかったので、引用しますね。
しろもの‐かでん【白物家電】
《普及し始めた当初は白い塗装が多かったことから》冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・炊飯器などの、家庭用電気機器。白物。→黒物家電
引用元:https://kotobank.jp/word/%E7%99%BD%E7%89%A9%E5%AE%B6%E9%9B%BB-536405
くろもの‐かでん【黒物家電】
《黒い塗装が多いことから》テレビ・レコーダー・カメラなど、娯楽に関する家庭用電気機器。白物家電に対してできた語。黒物。
引用元:https://kotobank.jp/word/%E9%BB%92%E7%89%A9%E5%AE%B6%E9%9B%BB-671081
つまり、せどりで扱いそうな白物家電の例をザックリ挙げると
- 冷蔵庫
- 炊飯器
- 電子レンジ
- 掃除機
- 扇風機
- 暖房器具
- 空気洗浄機
- 加湿器
- 除湿器
- 乾燥機
- ドライヤー
- ヘアアイロン
等の様な、キッチン、掃除、室内環境、美容器具等に使われる家電が白物家電です。
対して、せどりで扱いそうな黒物家電の例をザックリ挙げると
- テレビ
- レコーダー
- カメラ
- コンポ
- ラジカセ
- ポータブルオーディオ(ipod、ウォークマン等)
- パソコン周辺機器
等の様な、イメージとして黒いカラーの印象が強い家電ですね^_^;
僕が白物家電を滅多に扱わない理由①「火災リスクが高い」
さて、どんなものが黒色、白物かっていうイメージが付いたところで、僕が白物家電を滅多に扱わない理由をお話ししていきましょう。
1つ目の理由が「火災」のリスクが高いからです。
これが最も大きな理由です。
白物家電に該当するものをイメージしていただくとなんとなく分かると思いますが、白物家電って以下のような商品が多いです。
- 長時間電源を入れっぱなし
- 熱を持つ
- 熱を発する
これは、火災の原因となりやすいポイントです。
実際に、家電で発火の恐れがあるとして、リコールとなるのは白物家電が多いです。
以下の消費者庁のリコール情報サイト内で「重要なお知らせ」のところを見ると、家電としては黒物より白物家電の割合が多いことがお分かりいただけるかと思います。
↓ ↓ ↓
- 長時間電源を入れっぱなしにする。
- 熱も持つ。
- 熱を発する。
というものが、もともと白物家電には多い為、こういったリコールが白物家電は出やすいです。
火災があった時に販売者の責任となる場合もある。
そもそも、火災があったらメーカーの責任だと思いますよね?
基本的にそうなのですが、そうではない場合もあります。
弁護士ドットコムの中で、以下の様な相談と弁護士の回答がありました。
商品販売後に事故が起きた場合の責任の所在につきまして
当方転売業を営んでおります。これから中古の商品の販売を増やしていこうかと思っているのですが、売った後にトラブルがあった場合の法的責任の所在について不安を感じております。そこで先生方にお伺いしたく思います。
- 個人から買い取った家電製品を販売した後、お客様の元で発火し死亡事故が起きた場合には、誰の責任になるのでしょうか。
- 当方が、損害賠償や刑事罰の対象とならないためにはどのような対策が考えられますでしょうか。
みんなの回答
梅村 正和 弁護士
愛知 名古屋 昭和区
弁護士ランキング 愛知県1位ベストアンサー
製造者(メーカー)ではないので製造物責任はありませんが、その損害が商品の欠陥のため発生したのであれば瑕疵担保責任を理由に損害賠償請求されるおそれがあります。
瑕疵担保責任とは、売買時点で目に見えない欠陥があったことに対する責任です。
契約書で瑕疵担保責任を免除するという条項を付けた場合、瑕疵担保責任に代わるようなものが何もなく、ただ単純に責任を免除するというだけですと、消費者契約法10条で、消費者に一方的に不利な条項であるとして、その免除するという取り決めが無効になる可能性もあります。
これを見ていただければお分かりいただける通り、場合によっては販売者が責任を問われる場合があります。
確かに、滅多にある事ではありませんが、これを知っているか知っていないかでは、リスクの捉え方が大きく変わりませんか?(´・ω・`)
今、この記事を書いているのは11月の半ばです。
寒くなってきてますし、時期的にこれから冬物家電が売れ始めますよね( *´艸`)
デロンギのオイルヒーターなんて、せどり業界では有名な鉄板商品ですしね(´・ω・`)
情報発信者でもそういったことを発信している人は多いです。
でも、そういった商品が原因で火事でも起きたら...
そう考えると僕は怖くて扱えません。
(だからデロンギのオイルヒーターとかお店で見かけても僕は見向きもしませんwww)
また、黒物家電でも発火、火災等がないとは言い切れません。
でも、間違いなく白物家電に比べたら黒物家電は確率が下がります。
ノートパソコンや、ACアダプターも滅多に扱わないので、たまに仕入れ対象になりそうだった時にリコールが出てないか確認する程度です。
でも、白物だと毎回気を付けないといけないし、気を付けてても製品の性質上、発火する可能性は高くなります。
だから、僕は滅多に白物家電は扱わずに、ほとんど黒物家電だけを対象に仕入れ・販売をしています。
僕が白物家電を滅多に扱わない理由②「サイズの大きな商品が多い」
1つ目の理由は、発火・火災のリスクというのが、扱わない理由で、そこが最も大きな理由です。
ただ、もう1つあまり白物家電を扱いたくない理由があります。
それは「サイズの大きな商品が多いので梱包に時間がかかる」というところです。
ただ、せどりで稼ぐというところに焦点を向けると、これはあまり良くないポイントです。
なぜなら、「メンドクサイは金になる」からです^_^;
本来ならデカい、重たい商品は扱っていくべき
大きい商品。重たい商品。っていうのは、せどりで非常に稼ぎやすいところになります。
せどらーはデカい、重たい物は出来るだけ扱いたくないという人は多いです。
梱包も大変だし、FBAに納品する送料もかかりますからね(´・ω・`)
そして、お店側としても、あまり大きなものを在庫で持ちすぎると、売り場面積が圧迫される為、在庫を持ちすぎることが出来ません。
なので、安値で売り払いやすくもなります。
ですが、ネットや通販ではデカい、重たい商品というのが本来大きな需要があります。
通販だから、家まで持ってきてくれるわけですからね( *´艸`)
デカくて、重たいものをわざわざ買いに行って、自分で持って帰るのは大変です^_^;
だから、通販では大きい、重たい商品は売れやすいし、尚更僕らが使っているFBAは全国送料無料です。
通販でも大きくて重たい商品は送料がかかるけど、僕らから購入した人たちは送料無料で、しかも翌日配送で家まで届けてくれるわけです。
つまり、Amazonで販売をしていく中で、手っ取り早く利益を出したいのでれば、本来はデカくて、重たい商品を扱うべきなのです。
本来は扱うべきなのに、白物は扱わない理由
あくまで、『本来は』って言うところがポイントです。
扱うべきだと言っても、梱包に手間がかかることも間違いない。
そして、送料が多くかかってしまうことも間違いない。
僕はバランスを意識するし、費用対効果も意識しながら仕入れをしています。
だから、デカい、重たい商品が増えすぎると、稼ぎやすいと言いつつも、梱包に時間がかかり過ぎたら費用対効果が合わなくなります。
仕入れただけではお金にはならずに、納品して販売するまでが一連の流れなので、梱包の手間というのも考慮しなければなりません。
また、送料に関しても大型商品は1箱に入れれる商品数は1個~3個程度となるでしょう。
でも送料はトータルで考えるので、標準サイズは1箱にたくさん商品を入れて納品する為、大型商品が送料を圧迫しても1個当たりの送料は少なく済みます。
だけど、大型商品が増えてくると、1個当たりの送料も増えすぎて、粗利益は出てるのに、純利益はだいぶ減ってる。
なんてことも起きやすくなります。
ぶっちゃけ、黒物家電でも大型商品になるものはたくさんあります。
そこに大型商品の割合が多い白物家電を扱い始めると、バランスが悪くなって費用対効果も下がりやすくなり、経費もかなり増えてしまいます。
だから、僕は滅多に白物家電は扱わずに、ほとんど黒物家電だけを対象に仕入れ・販売をしています。
まとめ
あくまで、これは僕の考えです。
発火・火災に関しても滅多に起きる事ではないですし、扱う扱わないはご自身の自己判断です。
それに、僕も白物家電は絶対に扱わないというわけではありません^_^;
やっぱり美味い物は美味いですしね( *´艸`)
あと、未使用ならあまり大きく考えずに仕入れ対象としてます。
見ていただければ、たまに白物家電がある程度で、ほとんどが黒物家電であるという事はお分かりいただけるかと思います。
これだけ、僕はリスクを減らして、やる事を絞ってます。
その限られてる中でも普通に仕入れ出来て稼げるってことは、わざわざそのリスクを背負う必要もないってことでもあるんですよ( `ー´)ノ
今回の記事で伝えた、白物家電に関する懸念事項として
- 火災・発火のリスク
- 梱包時間などの費用対効果と送料の圧迫
これらを考慮したうえで、白物家電を仕入れることは全然あります。
僕が白物家電の中で扱う商品としては
- 長時間電源を入れっぱなしにしない、必要な時だけ使うようなもの。
- 梱包が簡単な物。
この点だけ注意して、白物家電は仕入れます。
とは言っても、やはり滅多に扱わないので、白物家電移管する商品知識はかなり少ないですけどね^_^;
少なからず、今の時期ではほぼ間違いなくせどりで鉄板商品として有名なオイルヒーターなんかは仕入れませんwww
この前も仕入れに行ったら、オイルヒーター検索してるせどらーいたけど、僕としては全くどうでも良いので、どうぞどうぞって感じでしたねwww
何度も言いますが、あくまでこれは僕は滅多に白物は扱わないという話です。
皆さんが扱うかどうかは、ご自身の自己判断にお任せします。
もちろん、黒物家電でも同様のリスクがないというわけでもなく、あくまで確率の問題です。
ノーリスクというのはあり得ないので、出来るだけ目に見えるリスクは排除したい。っていうのが僕の考えなので^_^;
(よく言えば慎重、悪く言えばビビりですがw)
でも、こういったリスクがあるという事だけは1人でも多くの方に知っておいてほしいと思ったので、今回記事にさせていただきました。
ご参考になっていただければ嬉しい限りです。
それでは!!
お役に立てたら、下のバナーをクリックお願いします!
僕のモチベーションの源です<(`^´)>