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仕入れ判断に迷ったときは損益分岐点を基準に考えるべし!

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愛知を中心に全国各地に仕入れ遠征もする中古家電せどらー。店舗仕入れのイメージ強いですが電脳もやります。趣味は卓球とスノボーとキャンプ。遠征は旅行を兼ねて楽しみ、プライベートも遊びまくるEnjoyせどらー。その反面、仕事に対しては曲がったがこと大っ嫌いでクソ真面目ともよく言われます(笑)
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どうも、尾崎です。

リサーチをしてて「仕入れようかな~?止めといた方が良いかな~?」って迷うこともあると思います。

 


そんな時にはここを基準に考えろ!

っていう超重要なチェックポイントがあります。

 

それが『損益分岐点』です。

 

僕は仕入れ判断の際に損益分岐点をメチャクチャ意識します。

これをチェックすることで、仕入れのリスクを限定することができるし、リスクが限りなく小さいと分かれば思い切った仕入れもできるようになります。

 

損益分岐点を意識することで仕入れ量に1割2割増えることも全然あり得るので、是非今回お伝えする考え方を覚えて、リスクを限定させながら仕入れ量を増やす術を身に付けてください(^^)

 

 

動画でも解説してるので、記事または動画お好みでご覧ください。

 

損益分岐点って何なの?

ググると色々と詳しく解説されたサイトが出てきますが、超簡単に言えば

『利益が±0になるところ』

って思っていただければOKです!

 

ただ、損益分岐点はピッタリではなくてもOKです!

おおよそこれぐらいで±0に近い数値になるという感じで考えてください(^^)

 

 

せどりって仕入れ値はお店で売られている価格なわけなので、仕入れ値は分かりますよね。

その仕入れ値であった時に、いくらぐらいで売ったら±0ぐらいになるのか?っていう売値の価格が損益分岐点になります。

 

 

例えば以下の商品を2000円で仕入れできるとしましょう。

 

2980円で売ると、利益が45円となり±0に近いですよね?

ということはこの仕入れの損益分岐点は3000円ぐらいになるということが分かります。

 

 

どうやって損益分岐点を使って仕入れ判断するのか?

損益分岐点を使った仕入れ判断方法としては2つあります。

  1. ヤフオクやメルカリ等他販路で売れている価格を参考にする。
  2. モノレートから過去のデータを参考にする。

それぞれ解説していきますね(^^)

 

ヤフオクやメルカリ等他販路で売れている価格を参考に損益分岐点を使った仕入れ判断方法

Amazonは購入者にとってめちゃめちゃメリットがあります。

特にFBAから購入すれば

  • 即日発送
  • 送料無料
  • 30日間の返品・返金保証

の、メリットがある。

 

しかも、今や日本で最強のショッピングサイトなわけなので、信頼度もバツグン。

だからこそ、Amazonでは他の販路よりも高く売れる可能性が全然高いわけです。

 

プラットフォームの客層によって、売れるものに多少の違いはあるとしても、ヤフオクやメルカリでも売れているのであればAmazonでに需要があることは十分考えられる。

尚且つ、先述通りAmazonの方が高く売れる可能性もある。

 

つまり、ヤフオクやメルカリで売れている価格で売っ時に損益分岐点(±0)ぐらい、またはそれ以上であれば、その仕入れの赤字リスクは限りなく小さいと判断できます。

 

ヤフオク、メルカリと同じ値段であれば、Amazonなら早く売れることが想定できますし、Amazonならもう少し高く売っても良いと判断できるでしょう。

もしAmazonで売れなければ、ヤフオクやメルカリで売り直して±0ぐらいにするってことも出来るわけです( ̄▽ ̄) ニヤ

 

だから、他販路の相場をチェックすることで損益分岐点を使った仕入れ判断をすることができるのです。

 

 

じゃあどうやって他販路の相場を参考にするの?って話なんですが...

以下の記事でヤフオクを参考にした仕入れ判断の事例と結果を解説しています。

こちらを見ていただければ方法はお分かりいただけると思いますので、ご覧ください(^^)

 

補足

上記の記事はヤフオクでの事例ですが、メルカリであれば「SOLD」になっている物が売れたものです。

なので、「SOLD」を見れば、メルカリ上ので相場も見えてきます。

SOLDでも商品の状態に違いがあったり、何かとセット売りになっていることもあるので、中身を見ておおよそどれぐらいで売れるのか判断しましょう。

 

モノレートから過去のデータを参考に損益分岐点を使った仕入れ判断方法

こちらは実際にモノレートを見ていただきながら解説します。

先ほどから例に出ている、ヤドンのぬいぐるみのモノレートが以下のようになっています。

 

最も直近で売れているは中古の7800円です。

それ以外は全て新品の出品者数が減ったところでランキングが動いているので、新品が売れているというのが分かります。

 

 

直近で売れた中古はFBAの「ほぼ新品」が7800円で売れたということも分かります。

 

ちなみに、12か月に期間を延ばすと以下のように価格も売れ行きも変化しているのが分かります。

 

これらのモノレートのグラフから仕入れ判断をしていくわけですが・・・

12か月のグラフを見ると、新品が4000円ぐらいで良く売れていることが分かりますよね?

しかし、最近ではその倍ぐらいの価格になっていて売れ行きが落ちている。

 

直近でほぼ新品が7800円では売れているとは言え、ここでは以下のように売値に迷う人が出てくるのではないでしょうか?

  • 自分もほぼ新品で出品できるけど売れ行き落ちてるし7800円でいいの?
  • 自分は非常に良いor良いで出品できるけど、どれぐらい下げたらいいの?

なんて感じに迷われると思いますが、結局は「損しないかな?」っていうのが不安なわけですよね( ̄▽ ̄) ニヤ

 

せどりにおいての「損」というのは

  • 売れなくて仕入れ資金が回収できない
  • 売れたけど赤字になった

のどちらかです。

 

この「損しないかな?」っていう不安を解決するのが損益分岐点を使った仕入れ判断です。

その為には、モノレートを見て「良く売れるであろうと予想できる価格」を見つけることが重要になります。

 

今回の商品であれば、12か月のグラフを見ると新品が4000円ぐらいで良く売れていましたよね?

 

コンディションがほぼ新品であれば、新品と同様のコンディションということになるので、新品よりも少し下げた価格であれば良く売れるだろうと予想できます。

今回であれば新品4160円なので、ほぼ新品なら3980円なら良く売れるだろうと考えます。

 

コンディションが非常に良い、良いであればもうちょっと下げて3480円とか2980円等で良く売れるだろうと予想できます。

 

 

では次に、この「良く売れるであろうと予想する金額」が損益分岐点より高いのか?低いのか?を計算します。

要は損をするのか?損をしないのか?ってことです(^^)

 

ほぼ新品で出品するとして、3980円なら早く売れると予想したので、3980円ならいくらの入金になるか料金シミュレーターで計算すると2945円の入金です。

 

つまり、この商品の仕入れ値が3000円ぐらいであれば、良く売れるであろう3980円は損益分近点ぐらいであるということです。

なので、数十円は赤字になりますが、早く売れるであろう価格まで下げたとしても、ほとんど±0で資金回収が出来ると考えられます(#^^#)

 

 

先述したように、せどりにおいての「損」というのは

  • 売れなくて仕入れ資金が回収できない
  • 売れたけど赤字になった

のどちらかですが、良く売れる価格が分かって、その価格が損益分岐点に近いと分かってさえしまえば、この2つリスクはどちらも大きなリスクではないと判断できますよね?

 

でも、あくまでこれは「早く売るならば」という価格で考えた場合です。

つまり、最悪資金回収のために早く売るならこの値段っていう、いわゆるセーフティラインです。

実際に売る値段はもっと高くて良いわけですからね♪

 

では、ほぼ新品で売るとした場合の売値を考えてみましょう。

7800円では直近売れてるけど、その価格では売れ行きが良くないなぁと感じます。

 

ちょっと7800円だと売れ行きが悪いから売れるのに時間がかかりそう・・・

でも、だったらもうちょっと下げればもう少し売れ行き良くなるはずですよね?

 

じゃあ5980円で出してみるとしたら、仕入れ値が3000円でも1745円の利益が見込めることが分かります。

 

でも、最悪良く売れるであろう3980円で出してもほとんど損をすることはない。

これはつまり、限りなくリスクの少ないことが分かった上での見込み利益1745円なので、安心して仕入れが出来ると判断できるわけですね(*´ω`)

 

 

つまり、モノレートから損益分岐点を使って仕入れ判断する際の手順

  1. 良く売れるであろう価格を見つける。
  2. 良く売れるであろう価格で売った時の入金額を計算する。
  3. その入金額が仕入れ値より高いか低いかを見る。

 

入金額が仕入れ値ぐらい、またはそれ以上であればGoです!

リスクは限定されているので、0に近いリスクでリターンを見込めますから( ´艸`)

 

 

逆に言えば、良く売れるであろう価格で売ると、大きくマイナスになってしまうような場合はリスクがあるということになります。

現時点での価格であれば利益は見込めたとしても、なかなか売れなかった時に赤字になる確率が上がってしまうからです。

 

なので、良く売れるであろう価格が損益分岐点を大きく下回るようであれば仕入れは控えるのが無難です。

 

まとめ

良く売れるであろう価格が

  • 損益分近点以上⇒仕入れする
  • 損益分岐点に近い⇒仕入れする
  • 損益分岐点を大きく下回る⇒仕入れしない

この考えを持つことで、仕入れに迷ったときの大きな判断材料になります。

 

僕自身も本当にこの損益分岐点は意識していて、「まぁ最悪損はしないな」って仕入れることもあるし、「ミスったら結構赤字になるから止めとこ」って判断することも良くあります。

 

コンサル生と仕入れに行った時に、コンサル生は仕入れしないと判断した。

けど、僕は仕入れできると判断した。

その時の違いが、この損益分岐点を見ることが出来ているか?ということも何度もあります。

 

その逆も然りで、コンサル生が仕入れると判断した。

けど僕は、良く売れるであろう価格が損益分岐点を大きく下回るから仕入れないと判断した。

っていうことも何度もあります。

 

つまり、僕はそれだけリスクを抑えた仕入れをしつつ、仕入れ量を増やすことが出来ているということです。

 

 

相場が安定していて、その相場で売れているだけなら仕入れには迷うことはないと思います。

仕入れに迷うということは、相場や売れ行きが安定していないからのはずです。

 

そういう時こそ、この損益分岐点の考えを持っていれば、仕入れするべきか否かも判断できる。

そして、仕入れた時のリスクも抑えることができる。

 

是非、この考えを身に付けてより良い仕入れが出来るようになっていただけたらと思います。

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