【せどりの算数講座①】月利100万でも本当は赤字?気を付けろ黒字倒産!
どうも、尾崎です。
今回のテーマは「キャッシュフロー」です。
月利が100万です!
って言われても、実は赤字なんていう事が有ります。
は?どういうこと???
って思う人もいますよね?
説明の動画を作ってあるんですけど、動画を見てもらう前に簡単に説明しますね。
キャッシュフローの概念
例えば...
A・B・Cという3商品を仕入れて販売した時の、それぞれの仕入れ値が
- A=100円
- B=100円
- C=10000円
で、あったとします。
仕入れ値の合計は10200円ですね。
1か月で、AとBは売れて、Cだけ売れ残りました。
- Aは利益は1000円
- Bは利益は2000円
これで利益は合計3000円ですね。
この3000円が物販において、利益として多くの人が表す金額です。
利益の計算は『販売後の入金額-仕入れ値=利益』です。
AとBの仕入れ値の合計は200円。
その2つが売れたことで、利益が3000円。
この時の入金額は3200円となります。
でも、Cはまだ売れ残っている。
仕入れ値の合計は10200円でしたよね?
だけど、入金は3200円しかない...
仕入れ値は支出なのでマイナス。
入金額は手元に入る収入なのでプラス。
収支計算をすると
-10200円(支出)+3200円(収入)=-7000円
赤字が7000円と言うことになります。
あれ?利益は3000円なのに、7000円の赤字なの?
これが、利益が出ていても赤字だということの正体である、「キャッシュフロー」の概念です。
実は、このキャッシュフローを考えずに、めっちゃ売り上げも利益も出てまっせヽ(`▽´)/
って、言っている人がメチャクチャ多いです。
ですが、このキャッシュフローを理解して、キャッシュフローを意識した仕入れ判断をすることで、かなり仕入れの許容範囲が広がります。
なので、今日はしっかりとキャッシュフローについて理解をしましょう。
解説動画
キャッシュフローのことを解説を文章でしていくとかなり長くなってしまうので、詳しくは動画で解説しました(^_^)
是非、ご覧ください。
いかがでしたか?
かなり、数字の話しばかりで嫌気がさした人もいるかと思います(笑)
ですが、自分でお金を稼いでいく中で、数字と言うのは、切っても切り離せません。
なので、このキャッシュフローはメチャクチャ大事なんですよね。
さっきもお話しした通り、利益は出てるのに、キャッシュフローが回ってなくて黒字倒産...
なんてことが起きたら、収入が欲しいはずなのに本末転倒。
それじゃあ、意味がないです。
でも本当に、これめちゃ多いです。
キャッシュフローを考えていない事例
僕のコミュニティのメンバーが
『3か月で売上150万、利益30万出ました!』
って言ってました。
でも違和感を感じたので、聞き返しました
「仕入れもっとしてるよね?お金減ってない?」
そしたら
『...はい、減ってます』
やっぱり...orz
在庫額がドンドン増えてるけど、それに見合う販売率ではなかったので、生活は出来てたから良かったんですが
このまま続けたら、黒字倒産になるところです。
そんなこともあって、実は意外と人の月利ってアテにならないことも多いんですよね(^_^;)
なので、今回はキャッシュフローの考え方をしっかり学んでいただくために、動画を見ていただきました。
この記事を読んでくれた方には、キャッシュフローを意識して、お金が残るようにせどりの活動をしていってもらえたらと思います。
それでは本日は以上になります。
また、動画の最後でも言っていますが
『このキャッシュフローの考え方を、どのように仕入れに活かしていくのか?』
ってうことを、また次回お話ししていきます。
たぶん、1回では終らないので、数回に渡ってキャッシュフローに関するお話しをしていくことになると思います。
キャッシュフローを理解して、意識して仕入れも販売もしていき、目的とする収入を得られるように、キチンとここを乗り越えていきましょう<(`^´)>
次回の、キャッシュフローの考え方を仕入れに活かす方法は以下の記事で解説しています。
関連記事:【せどりの算数講座②】仕入れを増やしたければ、仕入れ基準を柔軟に変化させろ!
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Comment
利益が出ていても赤字と言うことがわかり、キャッシュフローについてすごい理解が深まりました。仕入れる際は、キャッシュフローを考えることによって回転率などをより意識しなければいけないと感じます。 今後せどりを行っていく中ですごい勉強になりました。
ありがとうございました。
T田さん、コメントありがとうございます(^_^)
そうなんですよね。
在庫を持って販売をしていく形になるので
パッと見利益が出てるように感じるんですけど
キャッシュフロー考えると赤字になってる人は結構たくさんいるので
今後にかなり活かせると思います(^_^)
参考になっていただけて光栄です。
月利で30万などでも
保有在庫が多ければキャッシュフロー的にマイナスの場合もありますよね。手持ちの資金が枯渇しないように計画的に仕入れたり、在庫も増えすぎないようにキャッシュ化(損切り)したりして黒字倒産だけはしないように意識して行きたいです。
フジタさん、コメントありがとうございます(^_^)
おっしゃる通りです!
逆に言えば、手持ちの資金が十分余裕を持って有るよ!って人であれば
資金が枯渇しないので、在庫が増えても良いですし
損切りをしなくても良かったりするんですが
ほとんどの人の場合は、資金をそこまで余裕を持っていないですし
(僕もせどりスタート時は7万しか貯金なかったですし)
キャッシュフローは生命線なんですよね...
ご理解いただけて光栄です(>_<) 是非、意識していただいて 今後のお役にたってもらえればと思います。
物販は初心者向けのビジネスで、とても良いビジネスだと思います。
在庫過多リスクと高回転を意識して、キャッシュを増やしていく。
ノウハウは確立されているので
あとは実戦で学べるのでとても良いですね。
けど本当は、「在庫なし、販売は現金、仕入は掛け」がサイコーですね(笑)
加藤カズマさん、コメントありがとうございます(^_^)
ノウハウは確立されてると言えばされてるとも思いますし
どんどん進化もしてると思いますよ^_^;
「在庫なし」も良いですけど
あるからこそ初心者でも始められるし
早く結果が出るものだとも思います^_^;