【せどりの算数講座③】利益率の撤廃という、一見不可解な考え方
どうも、尾崎です。
前回のせどりの算数講座の方で、『キャッシュフローを意識した仕入れの考え方』をお伝えました。
その中でも
「利益率が低くても超高回転の商品を仕入れる。」
と言う点に関して、疑問を持ったり、納得できない人もいるかと思います。
なので今回は、ここにフォーカスしてさらに詳しくお話ししていきます。
今回お伝えする考え方が出来る様になると、収益を上げつつキャッシュフローを回すのが、かなり楽になります。
せどりは物販ではなく『投資』と考える
今回お伝えする考えはせどりを物販と考えるのではありません。
せどりを「投資」として考えると腑に落ちやすいかと思います。
銀行にお金を預けるぐらいなら、低利益率と言っても、せどりの方が利息は大きいです。
また、『使わないクレジットの枠を現金化する』っていうことにもなります。
クレジットって『お金を1か月金利無しで借りる』っていう事と変わりません。
クレジットを使わなかったら、存在しないお金ですが、使えば存在するお金に変わります。
それを、1か月後の返済期日までに現金化する。
尚且つ、数%でも増やして現金化することが出来ているのであれば、その浮いたお金が自分の収入になるわけです。
銀行に預けてても、月に1%も利息なんて貰えませんからね^_^;
あくまで、せどりを物販として考えたら利益率は低いかもしれません。
でも投資として考えたら、別に悪くない利益率です。
この投資という考えを基に、今回の仕入れの考え方を解説していきます。
動画解説
今回も、文章で話す長くなりすぎてしまうので、今回も動画で解説しています。
動画を見ていただければ分かると思うので、是非ご覧ください(^_^)
動画で話しているように、多くの人は「リスクとリターン」ばかり考えています。
でもそこに、「スピード」と言う概念を取り入れることで、お金を手元に残すことが出来るわけです。
せどりにおいて、最も恐れるのが「売れない」っていうことです。
売れずに不良在庫となってしまっては意味がないです。
でも、売る、売らないのコントロールは基本的には自分では出来ないです。
なので、本来であればスピードという概念は取り入れにくいでしょう。
その中でも唯一、スピードという概念を取り入れられるのは超高回転の商品だからこそ出来ることです。
超高回転の商品であれば、値段を下げたら一瞬で売れたりするので、売る・売らないのコントロールができます。
売れればお金が戻ってきます。
・いつ戻って来るか分からない高利益率
・すぐにお金を戻せる低利益率
キャッシュフローが安定するのはどっちか?
と言われたら後者ですよね( *´艸`)
だから、利益率を仕入れ基準として気にしすぎることで、仕入れの対象が狭くなりすぎてしまうのです。
また、スピードという点において、販売スピードだけではなく、作業スピードも考慮するべきでしょう。
動画の中では作業量としてお話ししていましたよね?
作業量が少なければ、早く仕事を終わらせれます。
早く終われば時間が作れます。
その作れた時間で仕入れに当てることもでます。
仕入れに時間をあてたら、利益の最大数も増やせることになるわけです。
欲しいのは利益率ではなく、利益額ですからね( *´艸`)
だから、スピードという概念を取り入れる必要があります。
スピードという概念も入ってきたら、利益率にこだわる必要はないという事はお分かりいただけるでしょう。
まとめ
仕入れ(リスク)に対してのリターン(利益)しか見ていない人が多いので、このスピードと言う概念を取り入れるだけで、他のせどらーより頭一つ抜けることが簡単出来る様になります。
結局、せどりは結果を出しやすいビジネスモデルだとは言うモノの、結果を出せている人の割合の方が少ないです。
だからこそ、僕も含めた情報発信者がいます。
でも、結果が出せていない人の多くが、リスクとリターンばかりを気にしています。
ならばスピードという概念が取り入れることが出来るだけでも、結果が出せていない多くの人よりも、1歩先に行けるということです。
もちろん、利益率の撤廃と言いつつも
『10万円しか資金の無い人が月収5万円欲しい』
というのであれば、利益率を考えないといけないです。
もしくは、資金を増やす方法を考える必要があります。
でも、資金が100万ある人が、月収5万円欲しいというのであれば、利益率は5%です。
それを達成できた後に、もっとリスクを抑えるために、質を上げることを目的として利益率を上げて、少ない資金で同じように5万円の収入を作る。
また、その資金の中でもっと収入を増やしたいって思うのであれば
・利益率を上げていく
・資金を増やす
このどちらかの方法を考えれば良いのです。
売り上げや利益率ではなく、求める利益額に照準を合わせる。
その中で自分の資金を考慮し、リスクに対してのリターンとスピードのバランスを意識していくことが、今後の仕入れにも大きく影響します。
求める収入に対してのコストパフォーマンスを上げていくことに集中していきましょう!
それでは今回は以上になります。
ただ、今回スピードの概念をお伝えして、勘違いしてはならないのは
『高回転商品を見つけたら、低利益率でもガンガン仕入れちゃおう!』
っていうわけではないです^_^;
いくら高回転な商品でも仕入個数を間違えたら、売り切れなかった時にキャッシュフローが回らなくなってしまいます。
なので、次回は『複数仕入れ時に、リスクの少ない購入個数の計算方法』をお伝えします( `ー´)ノ
ではでは
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